ソウル・ステーションパンデミック

新感染ファイナルエクスプレスの前日譚アニメーション

オススメ度　★★★★
グロ度　★
不快度　★★★

コメディ度　

キャスト魅力度　★★★★★

2016年　韓国　Seoul Station　監督／ヨン・サンホ　キャスト（声）／シム・ウンギョン、イ・ジュン、リュ・スンリョン　92分

高速鉄道列車内で発生した感染パニックを描いた、韓国産ゾンビアクション映画「新感染　ファイナル・エクスプレス」の前日譚となるアニメ作品。一緒に暮らす恋人のキウンとケンカし、夜のソウルの街をひとりさまようヘスン。その頃、ソウル駅では息絶えた血まみれのホームレスが生き返り、人を襲い出した。襲われた人がゾンビとなり、、さらに人を襲っていく恐怖の連鎖が巻き起こり、ゾンビウィルスによるパンデミックの発生を知ったキウンは、ヘスンの父と名乗る男とへスンを探す。

映画.comより

新感染の前日譚という触れ込みだがそうでなくとも十分楽しい。ストーリーは感染者から逃げ回るだけの分かりやすさなのだがしっかりハラハラさせてくれる。虐げられる弱者の表現も韓国映画の雰囲気バッチリ。主人公は果敢に逃げ回るも戦うシーンはほとんどなく、この辺りは物足りなさを感じるが、実際ゾンビに追いかけられて逆襲できるメンタルの持ち主なんてそういないだろう。他人を殴ったことすらないし。物語が進むにつれ、どうしようもない二人の若者のキャクターに愛着が湧くのでラストの衝撃たるや。バッドエンド好きな私の大好物でした。