鬼才デビッド・リンチ監督・脚本による、大長編SF小説の映画化作品
オススメ度 ★★★★
グロ度 ★★
不快度 ★★コメディ度
キャスト魅力度 ★★★★★
1984年 アメリカ Dune 監督・脚本/デヴィッド・リンチ キャスト/カイル・マクラクラン 132分
映像化不可能といわれたフランク・ハーバートの大長編SF小説を、「エレファント・マン」で成功をおさめた鬼才デビッド・リンチ監督・脚本により映画化。“デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスを舞台に繰り広げられる勢力争いを壮大なスケールで描く。
映画.comより
この作品はホラーではありません。子供の頃に見てトラウマになった作品です。長編SF小説の映画化ということで、見終わってみるとストーリー的には意味不明なのですがリンチワールドは全開。衣装も登場人物もセットも全てがリンチカラーになっているのでそこで十分楽しめます。ホラー的な要素はもちろんないのでしょうけど、彼のフィルタを通すと全部が湿り気を帯びた空気感に侵されて独特の魅力を放ち、不気味で忘れられないインパクトを与えてくれます。ストーリーを楽しみたい人にはお勧めしません。リンチの世界観が好きな人は見ておくべき作品です。
アレハンドロ・ホドロフスキーも映像化を試み、あまりのスケールの大きさに実現できなかった作品なのだそう。見たかったなぁ。ドゥニ・ビルヌーブ監督のリブート版砂の惑星のが決まったそうでこちらも楽しみです。
0コメント