バスケットケース3

ついにベリアルがパパに!迷走の第三弾!

オススメ度 ★
グロ度 ★★★
不快度 ★

コメディ度 ★★★★★

キャスト魅力度 ★

1992年 アメリカ Basket Case3 監督/フランク・ヘネンロッター キャスト/ケビン・バン・ヘンテンリック 90分

 (2作目より話が続いているので見ていない方は前作、前々作よりどうぞ。ちなみに前回のラスト10分が再放送されます)

 錯乱したドゥエインは拘束されていたがその数ヶ月の間にベリアルの恋人イヴが妊娠する。フリークス達と女主人はドゥエインを連れジョージアに住む知り合いの医者の元に出産のためバスで出発。途中イヴが産気付いてしまう。なんとか医者の元にたどり着いた一行は慌ただしく出産の準備に。そしてイヴは無事12人のべリアルそっくりな赤ん坊を産む。一方ドゥエインは隙を見て逃走するものの連続殺人鬼の弟として逮捕され留置所に入れられてしまう。保安官たちは賞金目当てに医者の家に忍び込み眠っていたイヴを撃ち殺し、赤ちゃん達を連れて逃げる。怒ったベリアルは警察署に乗り込み保安官補佐達を皆殺しにしてしまうが、バスケットケースに入りドゥエインが連れて逃げる際、駆けつけた保安官に打たれて負傷してしまう。医者の息子であるフリークスのチビハル(実は女主人の息子)に助けられ、彼の作ったパワーローダーに乗ったベリアルは保安官と戦い、子供達の助けもあって彼の息の根を止める。

場面変わって、やらせフリークス番組を乗っ取った女主人とフリークス達が言い放つ。「これからは私たちが道の真ん中を堂々と歩かせてもらう!」と。



 あらすじ書いててもうなんだか...。カオスですね。

続編が前作をしのぐなんてのはエイリアン2ぐらいのもので、おしなべて続編というのは面白くない。でもここまでおふざけが過ぎるのはどうなんでしょう。回を重ねるごとに収拾がつかなくなっていく。監督のやる気がないと言われてもしょうがないですよね。保安官補佐殺害シーンはかなり凝っていて面白いです。出てくるフリークス達もキャクターが増えたり減ったり...。撮影途中でちぎれちゃったりしたんですかね。2作目はドゥエインのアイデンティティで葛藤する心情を感じさせましたがそういった描写も皆無。これはすでにコメディ。バスケットケースの名前でこれだけブレていくところもカルト映画の醍醐味なのかもしれません。1作目を見たならば勢いで全部見て、山ほど突っ込んでみてはいかがでしょうか!!

Horror films! ホラー映画が好きすぎて

ホラー映画が大好きで、片っ端から見境なくです。

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